1月31日『虚鐸の夕べ』を開催しました。
参加くださった皆様には感謝しております。
当日は20名の方が参加して下さいました。
遠くは長崎五島からも来てもらいました。
ありがとうございます。
吹き手の白土虚皓は熊本甲佐から来て、「一二三」「京調子」「阿字観」と吹き、
「大和調子」虚空先生の曲である「蒼影」は、未熟ながら私も連管をさせてもらいました。
至らなかった面も多々ありますが、地元佐賀で会を開けた幸せを感じております。
会を開いて下さったY先生と奥様には深く感謝いたします。
吹禅の後の皆様の感想等をあげておきます。
「音楽というよりお経のようだった」
「最初は慣れなかったが、だんだん気持ちが落ち着いてきた」
「モダンに感じた」
「習ってきた古典本曲を全否定されたようだった」
「尺八とは違っていた」
「とても懐かしい気持ちになった」
いろいろな意見に白土虚皓もたいへん満足していました。
話をしてゆくなか、「貧しかった時の方が心が豊かだった」という話題になりました。
それをうけて、普段から貧しい暮らしをしている白土からはこんな話がありました。
貧乏を恐れないでいこう。
もう少し、日本人は貧しくても良いのではないか?
もうこれ以上豊かにならなくても良いのではないか。
恐れず自分を分ち合った方が心が豊かになっていく。
人と人の繋がりが豊かになってゆく。
人間が豊かになってゆく。
不況や派遣切りで不安な時代ですが、少し貧しくても工夫をして、心豊かに生きてゆく人生もあるものだなと思いました。
これからの生きるヒントはその辺にあるかもしれませんね!?
貧しかった時代を生きてこられた方々に、もう一踏ん張り頑張ってもらい、お知恵をお借りしたいものです。
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