2013年2月7日木曜日

休日歩く長崎街道6

2013年2月3日(日曜日)武雄〜牛津

歩き始めて、この日初めての晴天。
歩くのには最適な気候で、道もほぼ平坦で歩きやすかった。
なにより地元という事で、装備も肩掛けバッグのみの軽装で歩きました。

この日は自宅から車で30分の牛津駅に車を停めて電車で武雄へ
煉瓦作りの牛津駅を7:11の電車に乗り7:45分に武雄温泉駅に着いた。

前回の終点地、温泉通りの「高札場跡」(札の辻)へ行ったら、武雄楼門の朝市をやっていた。ちょうど節分だったので、市長さんらの豆まきに遭遇する。運よく豆が飛んできたので頂いてコーヒーと軽い朝食をして8:20に出発した。



 温泉通りから西側の長崎街道も良い雰囲気だったが、東側もなかなか良かった。
古い建物も少し残っていたり、古いお店などがまだやっていたり、散策に楽しめる。
武雄も歩くと良い所がけっこうある。武雄の大楠などの素晴らしいスポットも歩いていける所だし、いつかじっくり歩いてみたい。



諏訪神社からの風景。

温泉街を過ぎると、だんだんと住宅街になり長閑な景色も増えてくる。
「英彦山大権現社」の鳥居を少し過ぎると道反対に「唐津往還(おうかん)」の石柱がある。
ここから右の方向へ

「朝日町まちづくり推進会」が
要所に石柱の案内を出してくれている。
素晴らしい!感謝である!


阿弥陀仏 六地蔵や閻魔大王石像などを過ぎると真直ぐな農道へ


朝日町からの御舟山の景色も素晴らしい!

「火除地蔵」から左折し、JR高橋駅に出る。
34号線を東へ、武雄北方ICを過ぎ、
「レストランふちがみ」から裏手の細い路地へ入る
伊万里へ行く331号線との間の路地

突き当りを右折、北方宿からはかなり分りやすい道が続く

途中で「伊能図で甦る古の夢 長崎街道」を片手に歩いておられるご夫婦に遭遇。
嬉しくなって話しかけてみました。小倉の方から歩いてこられているそうで、ちょっとした情報交換をして別れましたが、なんとも嬉しいものです。道中のご無事をお祈りします

道なりに歩き「稲主神社」から34号線を渡り道反対側を歩く。
道なりに歩き、また34号線と合流すると、
杵島ホンダともゆるマッサージの間のかなり細い路地に入る。

細い道を登って行くと墓地の中に「十三塚」


そのまま道なりに行き、34号線と合流する所が「追分」塩田道へと分かれる所。
本来長崎街道は塩田道の方が使われていたが、度重なる水害で武雄(塚崎宿)の方へ回るようになったという事だ。


しばらく国道を歩くが、海童神社の先の焼米橋辺りから左に街道へ入る道があるが、直ぐに終わり、再び国道を歩く。
赤坂のファミリーマートの先から再び大町の旧街道が始まる。

12:40大町の商店街で昼ご飯にする。
「さんゆうし」というお店があり、「たろめん」という珍しい麺を頂いた。

見かけはちゃんぽん、でもスープが牛出汁で麺は細うどん麺。
野菜もたっぷりでエビが乗っている。初めて食べる味わいだが、一度食べたら癖になる味だった。これは大町が杵島炭坑の時代に一軒のお店から始まったものらしい。
これぞご当地グルメだが、同じ佐賀に住む私もまったく知らなかった…






横辺田代官所跡
佐賀銘木100選のムクノキが目印


馬頭観音


中島商店を右折します。

長崎街道の案内もあり、小田宿もとても歩きやすい所でした。

肥前山口駅



また34号線に出て歩くと「カンカン石」の看板。
この矢印の通り曲がっても何もなく、このまま真直ぐに0・2Km。
34号線の道沿いにありました。

讃岐のサヌカイトと同じだそうで、
特にこの石の音はとても澄んで良い音が鳴りました。

カンカン石から横断歩道を渡って道反対に街道は続きます。
川がある所、「街道ようかん」がある所を左折します。
また34号線と合流します。

34号線を歩き、砥川新宿東の信号の所、
「最勝寺」から右に入って真直ぐで牛津駅です。

16:45に牛津駅に着く。
途中から足が痛んだので、ゆっくり歩くよう心がけました。
50歳で普段は犬の散歩程度しか歩きません。
そんな私が約20キロを歩くのは少し足に負担がかかるようです。
普段も1時間くらいは歩いた方が良さそうです。

近くの牛津温泉アイルで今日の疲労を癒しました。
泉質はナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)でヌルヌルしています。
疲労回復にも良くゆっくりできました。
五百円也

とても良き一日でした。
温泉の湯船で登山の恩師に会うというオマケ付きでした…


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