2013年2月14日木曜日

休日歩く長崎街道7

2013年2月10日(日曜日)牛津〜佐賀市

休もうと思ってましたが、あまりにも天気が良くて歩きたくなり家を出ました。
家から約30分の牛津駅へ・・・気球も浮いていて佐賀らしい風景です。


8:20に牛津駅を出発。
牛津といえば昔は有明海から運河を伝って交易の拠点でもあり、
煉瓦の倉庫が今でも残ってます。
牛津商人は商売上手と有名だったそうです。
佐賀の老舗デパート「玉屋」の発祥の地でもあります。

これは新しい道標ですね。

牛津からは国道34号線から外れて、207号線を沿って歩きます。
製紙工場の辺りは久保田宿のようです。

207号から右に入る道の先に香椎宮
少し琉球の作りに似ているような?

大きな交差点、あんくるふじやの所に追分石があります。
道なりに歩き、嘉瀬橋を渡れば森林公園。
この辺りは見慣れた光景です。
森林公園の中に入ると千人塚跡があります。
少し休んで207号線を歩いていると、法勝寺に「俊寛僧都の墓」(しゅんかんそうず)
と書いてある。どこかで聞き覚えがあるな?と思ったら、以前行った奄美大島で目にしたのを思い出した。俊寛僧都は喜界島で亡くなったとされているのだが、全国に10カ所程墓と云われるものがあるらしい。そのひとつが佐賀のこの地にあるとは…

こういう分かれ道を見ると旧街道だなとおおよそ解るようになってきた。
ここはもちろん左にはいって行く!

古い建物が残っていて旧街道の雰囲気がする。

「別れの松」からは又207号線を歩くが、すぐに「高橋」へ
昔の高橋を再現してある。舟が通れるように少し高くしてあるのが名前の由来。

ここからは旧街道の雰囲気が残る道を歩く。
鋸型で真直ぐではない道になっていてる。
佐賀の名物、石の恵比須像が点在してゆっくり歩くのにとても良い!


この側溝の蓋を目印に歩けば良い

八戸(やえ)の地蔵様



佐賀市は水路の街。
この辺は碁盤の眼のように水路がはりめぐされている。
普段はまったく気がつく事がないのだが…


「こくらみち」の石標もたくさんある。

「伊勢神社」を過ぎて国道264に出る手前が間違いやすい。
264号線を新たに作ってあるので、以前の地図には載ってない。
なので、264に出る前に美容室の所を左に曲がり、カフェを過ぎた角を右折。
「多布施一丁目南」の信号を渡るとこの石板がある。

そのまま真直ぐ

真直ぐかと思いきや、「龍造寺八幡宮」の所を鍵型に迂回する様な感じでぐるっと回る。
12:00白山商店街のアーケードの入口で今回は終了!
ちょうどお昼なので、
この辺で美味しいカレー店「白山文雅」でランチのカレーを食べて帰る。

本日は3時間半のみの歩きでした。
佐賀に住んでますが、産まれてこのかた初めて通る道でした。
街道もとても整備されていて歩きやすい。
歴史も学べます。
ちょっとした散歩コースにも良いと思いました。
佐賀の人にも一度は歩いてみて欲しい道ですね。

次回も午前中のみの予定です。
神埼までの道、楽しみです。

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